Kobe Modern Jazz Club
無事、第23回KOBE MODERN JAZZ CLUB 終了致しました。
お越し頂いたお客様、御協賛頂いたスポンサー様、お手伝いして頂いたスタッフの皆様、ありがとうございました。
また、スタッフ兼ジャズ・ライターの小島良太さんからレポートを頂きました!!小島先生ありがとうございます。https://www.facebook.com/ryotak1?fref=ts
【無垢なピアノの音に、優しくふれられて】
秋のKobe Modern Jazz Club。
スタッフとして参加させていただきました。
今回は3年ぶりの、
Matt Savage
を迎えてのピアノトリオ!
ベースに石川翔太さん
ドラムは竹田達彦さん。
アメリカのジャズシーンでは既にその才能は注目を集めていますが、日本では未だに知名度は高いとは言えないMatt君。
3年前の来日時は駆けつける事ができずにくやしい思いをしましたが、生で聴ける機会がついにやってきました!
Matt君の魅力…
まず何よりそのピアノの音に惹きつけられました。
その音を聞き逃すまいと耳をすませば、「美しい」という一語だけでは形容できない音世界が。
さながら彼のピアノは、聴く人の心のギスギスした嫌な部分を取り払い、優しく暖かい気持ちへと変えてくれるような前向きな力に溢れていました。
ただ指が鍵盤の上をなぞっているだけの演奏では到底なし得ないその深いサウンドの求心力。
彼が“天才”と言われる所以の一端でしょう。
そして彼のオリジナル曲は様々な場面展開が起きるのですが、そこには立体感と視覚的な要素を多く含んでいるように感じました。
譜面にまるで地図を描いているかのように起伏に富んだ楽曲。
キャッチーな部分がより研ぎ澄まされれば、いずれジャズシーンでも屈指のオリジナリティー、そして普遍性を持った楽曲を生み出してくれるのでは!?
そんな個性ある彼のオリジナル曲だけで構成されたセットリスト。
様々なリズムパターンも石川、竹田両氏の渾身のサポートでMatt君が思い描くサウンドになっていたと思います。
石川さんのベースは以前聴いた時より、その音色に厚みが増しているように感じました。
ベースソロの構築も楽曲に寄り添いながらも面白いエピソードを加えていました。
竹田さんのドラムは複雑な展開でもタイトにリズムキープしつつ、やはり楽曲の意図を理解した演奏にただただ惚れ直すばかり。
いつもと違ったスタイルのドラミングでしたが、その対応力、集中力の高さは特筆すべきでしょう。
私が言うまでもなく、ドラムソロでの観客の拍手の多さが竹田さんの素晴らしさを明確に証明していました!
Matt君のピアノ、曲は従前たるジャズピアノを期待すると理解しにくい部分もあるかもしれません。
しかしだからこそ、それだけ幅広いスタイルがあり、生み出され続けるからこそ“Jazz”というものが連綿と続いている、面白みがあると捉えてほしい所です。
他で類を見ない独創的な楽曲とそこはかとなく美しいピアノ、それと共に聴きごたえのあるリズムセクションの演奏。
これほどの高いレベルのライブを毎回提供しているKobe Modern Jazz Clubの活動には改めて恐れ入ります。
来年の春はどんな世界が待ち構えているのでしょうか!!皆様、早速来年に向けて今から期待しましょう!!
お越し頂いたお客様、御協賛頂いたスポンサー様、お手伝いして頂いたスタッフの皆様、ありがとうございました。
また、スタッフ兼ジャズ・ライターの小島良太さんからレポートを頂きました!!小島先生ありがとうございます。https://www.facebook.com/ryotak1?fref=ts
【無垢なピアノの音に、優しくふれられて】
秋のKobe Modern Jazz Club。
スタッフとして参加させていただきました。
今回は3年ぶりの、
Matt Savage
を迎えてのピアノトリオ!
ベースに石川翔太さん
ドラムは竹田達彦さん。
アメリカのジャズシーンでは既にその才能は注目を集めていますが、日本では未だに知名度は高いとは言えないMatt君。
3年前の来日時は駆けつける事ができずにくやしい思いをしましたが、生で聴ける機会がついにやってきました!
Matt君の魅力…
まず何よりそのピアノの音に惹きつけられました。
その音を聞き逃すまいと耳をすませば、「美しい」という一語だけでは形容できない音世界が。
さながら彼のピアノは、聴く人の心のギスギスした嫌な部分を取り払い、優しく暖かい気持ちへと変えてくれるような前向きな力に溢れていました。
ただ指が鍵盤の上をなぞっているだけの演奏では到底なし得ないその深いサウンドの求心力。
彼が“天才”と言われる所以の一端でしょう。
そして彼のオリジナル曲は様々な場面展開が起きるのですが、そこには立体感と視覚的な要素を多く含んでいるように感じました。
譜面にまるで地図を描いているかのように起伏に富んだ楽曲。
キャッチーな部分がより研ぎ澄まされれば、いずれジャズシーンでも屈指のオリジナリティー、そして普遍性を持った楽曲を生み出してくれるのでは!?
そんな個性ある彼のオリジナル曲だけで構成されたセットリスト。
様々なリズムパターンも石川、竹田両氏の渾身のサポートでMatt君が思い描くサウンドになっていたと思います。
石川さんのベースは以前聴いた時より、その音色に厚みが増しているように感じました。
ベースソロの構築も楽曲に寄り添いながらも面白いエピソードを加えていました。
竹田さんのドラムは複雑な展開でもタイトにリズムキープしつつ、やはり楽曲の意図を理解した演奏にただただ惚れ直すばかり。
いつもと違ったスタイルのドラミングでしたが、その対応力、集中力の高さは特筆すべきでしょう。
私が言うまでもなく、ドラムソロでの観客の拍手の多さが竹田さんの素晴らしさを明確に証明していました!
Matt君のピアノ、曲は従前たるジャズピアノを期待すると理解しにくい部分もあるかもしれません。
しかしだからこそ、それだけ幅広いスタイルがあり、生み出され続けるからこそ“Jazz”というものが連綿と続いている、面白みがあると捉えてほしい所です。
他で類を見ない独創的な楽曲とそこはかとなく美しいピアノ、それと共に聴きごたえのあるリズムセクションの演奏。
これほどの高いレベルのライブを毎回提供しているKobe Modern Jazz Clubの活動には改めて恐れ入ります。
来年の春はどんな世界が待ち構えているのでしょうか!!皆様、早速来年に向けて今から期待しましょう!!
カテゴリ
最近の記事
34th KOBE MODERN JAZZ CLUB (7/16)
マルコ ・ メスキーダ京都祇園 (6/24)
唯一の東京公演 (6/18)
初来日 (6/17)
復活します!! (10/1)
兵庫1区 もりやま まさひと (10/29)
海外と日本を繋ぐ その1 (4/11)
クリスマスプレゼントのお知らせ (12/6)
サヴォイ・カレー (8/26)
ヴォイスカレー (4/30)
過去記事
最近のコメント
お気に入り
ブログ内検索
QRコード
アクセスカウンタ
読者登録